1980-10-07 第93回国会 衆議院 本会議 第5号
(拍手)また、財政危機が破局化してきたときに、大企業奉仕、安保優先という従来型のやり方では、国民に犠牲を押しつけるだけで危機を解決し得ないことを数字を挙げて指摘し、国民生活防衛に基礎を置いた民主的な財政再建策を積極的に提案してきたのもわが党であります。 財政再建の道をめぐる根本的な議論は、来年度予算を検討する次の機会に譲りたいと思いますが、ここでどうしても総理に聞いておきたい問題があります。
(拍手)また、財政危機が破局化してきたときに、大企業奉仕、安保優先という従来型のやり方では、国民に犠牲を押しつけるだけで危機を解決し得ないことを数字を挙げて指摘し、国民生活防衛に基礎を置いた民主的な財政再建策を積極的に提案してきたのもわが党であります。 財政再建の道をめぐる根本的な議論は、来年度予算を検討する次の機会に譲りたいと思いますが、ここでどうしても総理に聞いておきたい問題があります。
政管健保のように財政が破局化した場合、その再建策は、高額医療等、個人としては負担できない医療に限って保険で給付し、軽微な低額医療は全額自己負担とするというような思い切った支出面の対応策を講ずるか、あるいは国民の所得水準が相当高くなった今日、医療サービスを国民が受益する度合いに応じて多少の負担増を容認してもらうという収入面の対応策しか基本的にはあり得ないのではないかと考えます。
レッド・パージについては、もう数ヶ月前から全国でやれ一万名やるとか、やれ二万名というようなデマが飛んで、教育者を随分不安定にしていたわけでありまして、こういうものをもう少し早く十分知らせれば、教職員の方の動揺もなく、又これに乗つかつて今社会問題となつておるこの学生運動の破局化ということも私は未然に防げたと考えます。
次に統制の新課題、從來経済統制がインフレの進行、インフレの破局化防止ということ、それから生産の増大、基礎産業の増大ということで行われて來たわけでありますが、最近において、あるものについては購買力の問題が起つて來る。
この國会の権威の破局化を食いとめたものは多数党による努力であるということを民自党の諸君は銘記してください。 第三点において、私は、内閣総理大臣がただいま本議場において留守でありますから、これまた内閣を代表する閣僚から答弁を承りたい最後の一点は、日本國憲法第六十六條第三項に「内閣は、行政権の行使について、國会に対し連帶して責任を負ふ。」とあるのであります。
これらがただ單に農民には低米價供出を、労働者には低賃金安定を強要し、更に大衆課税の強行とか、中小企業に対する融資の引締め等にのみ意を房いて、復金インフレとか、厖大予算とか、インフレの根因を忘れておる結果、これらの甘い中間安定構想の背後には、勤労大衆の不満と、又尚且つインフレの破局化という脅威が絶えず附きまとつていることをお忘れになつておるのであります。
それというのは、日本の鉄道運賃は戰前に比べて、運賃がいわゆる賃金を上まわり過ぎているというように私には見られておりますが、こういう不均衡をとつているというようなことは、ますます経済を極端に破局化せしめて、基本的な組織そのものをなくしてしまう。
次に現行の債務體系は昨年七月設定されまして以来、各般の施策と相俟つて相當當時非常な速度を以て進行しておりましたインフレーシヨンの破局化を防止し、その速度を相当緩めることに成功いたしました。併し經濟の基盤はインフレーシヨンの進行を喰い止めるまでには囘復せず、闇價格は速度を緩めながらも騰貴し、實際支拂賃金も生産の増加、生麦能率の改善の程度を超えて上昇して参つた次第であります。
次に現行の價格体系は、昨年七月設定せられまして以來、各般の施策と相まつて、当時非常な速度をもつて進行しておりましたインフレーシヨンノ破局化を防止し、その速度を相当ゆるめることに成功いたしました。しかし経済の基盤はインフレーシヨンの進行をくいとめるまでには回復せず、やみ價格は速度をゆるめながらも騰貴し、実際支拂賃金も、生産の増加、生産能率の改善の程度を超えて上昇してまいりました。
今日のこの破局化を防ぐためには、どうしてもインフレ進行を防止しなければならない、こういう方針をもちまして組閣後今日まで進んできたのでありますが、さらにこの方針に力を與え、さらにこれを強力に推進せしむるために、生産増強に力を入れまして、相並んでインフレ防止に進んでいきたい。
○栗栖國務大臣 この鉄道富くじであるとか、個々の富くじという問題より前に、富くじによつてこういう破局化の前にあるインフレーシヨンの購買力を吸收するという点において、私はこの際やることが効果があり、またやつてよろしいと考えておるのでありますが、ただこれは教育の関係、あるいは災害復興の関係、あるいは鉄道の関係等各種の面がありまして、そういう面をどういうふうに調整していくか、その他についてはなお研究を要すると
今にしてこのインフレの進行を断ち切り、その破局化を防止するにあらずんば、祖國の再建は危殆に瀕するというも過言ではありません」、いいですか、ところが、これが一時間か二時間後で、すつかり変つてきている。どういうふうに変つたかと申しますと、「危機は未だ完全に去つたとは言えませんが、」ここでは危機は進行中であると書いてある。
もとより敗戰國として當然負担せねばならん経費も多額に上り、産業資金も度を越えて抑制いたしますれば、却つて生産の低下となり、税金の取立てにも限度がありますが、併し現在のごとき通貨膨張の傾向をいつまでも続けて行きまするならば、いつかは破局化するの危險があると思います。
もとより、敗戰國として当然負担せねばならぬ経費も多額に上り、産業資金も度を越えて抑制いたしまするならば、かえつて生産の低下とな、税金の取立てにも限度がありまするが、しかし、現在のごとき通貨膨張の傾向をいつまでもつづけていきまするならば、いつかは破局化する危險があるのでありまするから、どうしてもわれわれは、インフレの進行の速度を弱め、ついにはこれを停止させるとことまでもつていかなければならないと考えております
従いまして先ず全國民が財政の現状及び税務官職の職責に対する関心と理解を深め、租税の完納こそインフレーシヨンの破局化を食い止める途であることを深く認識し、その上に立つて納税観念を徹底せしめることが先決であると思う次第であります。 この際ここに租税の完納のために國民運動を強力に展開する決議を頂くことになりましたことは、誠に時宜を得たものであり、その成果に多大の期待をかけられておるものであります。
從いまして、まず全國民が財政の現状及び税務官廳の職責に対する関心と理解とを深め、租税の完納こそインフレーシヨンの破局化を食止める途であることの認識に立つて、納税観念を徹底さすことが先決であると考えるのであります。 この際、ここに租税完納のために國民運動を強力に展開することと相なりましたことは、まことに時宜を得たものでありまして、その成果に多大の期待をかけておるのであります。
從つて本年度内において約千七十億円程度の租税收入を確保しなければ、健全財政を維持し、インフレーシヨンの破局化を防止することも亦不可能となるのでありまして、財政は正に空前の危機に直面しているのであります。
從いまして本年度において約千七十億圓程度の租税收入を確保しなければ、健全財政を維持し、かつインフレーシヨンの破局化を防止することもまた不可能となるのでありまして、財政はまさにこの意味において空前の危機に直面しているのであります。
從つて本年度内において約千七十億圓程度の租税收入を確保しなければ、健全財政を維持し、インフレーシヨンの破局化を防止することもまた不可能となるのでありまして、財政はまさに空前の危機に直面しているのであります。
もし税收をあげないならば、財政は破局化にいくのでございますから、この點に十分注意をしまして、非常な決意のもとにこれをいたしまして、高額所得者あるいはやみ所得者に對しても、課税の追求をいたします。これによつて、高額所得者が免れ、ただ大衆が課税を受けて、その衡平を失するということは極力是正いたす、こういうように考えたいと思うのであります。